区切り音の長さが時間間隔の知覚に及ぼす影響(聴覚・音声・言語とその障害,一般)

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概要

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2つの短い音を次々に鳴らすと、その2つの音の始まりと始まりとに挟まれる1つの時間間隔を示すことができる。本研究では、時間間隔を示す2つの短い音を区切り音とよび、区切り音の長さを変化させた場合、時間間隔の知覚がどのように変化するか、また、区切り音の長さによって時間間隔の知覚が変化した場合、1つ目の区切り音と2つ目の区切り音の長さがそれぞれ時間間隔の知覚にどのように影響を与えたのかを調べることを目的に実験を行った。その結果、区切り音の長さが長くなるにしたがい、知覚される時間間隔が長くなる傾向があることがわかった。さらに、1つ目の区切り音が長くなるほど知覚される時間間隔は長くなるのに対し、2つ目の区切り音の長さが与える影響は小さいことが示唆された。
社団法人電子情報通信学会の論文
2007-03-20

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