バイオエタノール精製プロセスの合理化
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概要
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Biomass is a carbon neutral material, and the development of processes for the use of the bioethanol is accelerating worldwide as the demand for its use as an alternate transportation fuel increases. Bioethanol has already been put to practical use in Brazil and United States. Today, sugarcane and corn are two of the materials used as the raw material in biomasses; however it is necessary to develop technology that uses lignocellulosic biomass as a raw material that can be used in large quantities at low prices because of the need to reduce the production costs. Thus, it is necessary to rationalize the process involving the resolution of biomass, the saccharification and co-fermentation of the cellulose and the process for refining the ethanol generated. In this report, we examined rationalization of the ethanol refinement process. The pressure swing adsorption (PSA) and membrane methods were examined as rationalization processes. With the membrane method the driving force for the dehydration becomes small in the high purity region, for example at more than 99wt%, and so an excessive membrane area is reauired. With the PSA method it is necessary to recycle the adsorbed water to the distillation column because of the need to recover the dissolved ethanol in the adsorbed water. A Hybrid process is proposed in which water is roughly removed until the level of 99wt% of the ethanol by the membrane method, and the ethanol is then dehydrated to a high purity afterwards by a small-scale PSA method. This Hybrid process is most advantageous from the viewpoint of energy and the equipment expense. When the content of the acetic acid in the bioethanol goes to 50mg/kg, distillated ethanol of 85wt% may be supplied to the Hybrid process from a viewpoint of saving energy and equipment costs.
- 社団法人日本エネルギー学会の論文
- 2005-10-20
著者
-
山田 興一
東京大学
-
野中 寛
三重大
-
野中 寛
(財)地球環境産業技術研究機構
-
野中 寛
三重大院・生物資源
-
岩崎 博
成蹊大学
-
松村 幸彦
広島大学
-
山田 興一
成蹊大学
-
松村 幸彦
広島大学大学院工学研究科
-
岩崎 博
成蹊大学理工学部物質生命理工学科
-
野中 寛
三重大学大学院生物資源学研究科
-
山田 興一
成蹊大学・理工学部
-
Nonaka H
Department Of Chemical System Engineering The University Of Tokyo
-
野中 寛
東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻
-
Nonaka Hiroshi
Department Of Chemical System Engineering The University Of Tokyo
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