「スピーチ・チェイン」と脳(音声研究会400回記念特別講演会)
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概要
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音声によるコミュニケーションは、話者の脳内にある言語的メッセージが調音運動によって音響信号に変換され、聴取者がそれを聴覚系で受容して脳で解読し、言語的メッセージを理解するという一連の処理の連鎖(「スピーチ・チェイン」によって実現されるという考え方が1960年代に提唱された。近年の認知脳科学の急速な発展により、スピーチ・チェインの詳細が解明されつつある。我々の研究グループは、とくに知覚と生成の相互関係に注目して研究を進めている。その一部を紹介するとともに、感情の伝達も含めたスピーチ・チェインの修正・拡張を提案する。
- 2006-11-02
著者
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柏野 牧夫
日本電信電話(株)NTTコミュニケーション科学基礎研究所
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柏野 牧夫
日本電信電話(株)
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柏野 牧夫
日本電信電話株式会社nttコミュニケーション科学基礎研究所:科学技術振興機構erato下條潜在脳機能プロジェクト:東京工業大学大学院総合理工学研究科
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