インド洋,アンダマン海および南シナ海における懸濁粒子の化学組成
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概要
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Suspended matter is of great importance in the marine environment. Also, it is thought to play important roles in oceanic biogeochemical cycle of elements and is responsible for the majority of material transport to the sedimentary basin. It is known that major components of suspended particles are biogenic silicates (opal), biogenic carbonate (CaCO_3), lithogenic clays and organic matter. Chemical compositions and size of suspended particles in seawater depend on their origins and/or marine environment This study investigates the chemical compositions of suspended particles taken from seawater during the Hakuho-Maru (Ocean Research Institute, The University of Tokyo) cruise in 1996. The shape and size of particles were observed with a Scanning Electron Microscope (SEM) and the chemical composition of particles was analyzed with Energy Dispersive Spectroscopy (EDS) in the laboratory. The total number of suspended particles in surface seawater showed high value in the part of high latitude Indian Ocean (PA-4) and South China Sea (PA-11). These particles were mainly lithogenic clays and biogenic particles. Lithogenic clays produced by weathering and authigenic reactions and it supplied from the rivers and through the atmosphere. Biogenic particles created primarily by surface-dwelling plankton. In these regions, most of biogenic particles were diatoms observed using SEM. Diatoms are dominant phytoplankton as they assimilate nutrients faster than any other type of pelagic algae. The results suggested that the regions had higher primary production than other regions. Aluminum (Al) and iron (Fe) are major components of lithogenic materials. The concentration of Fe particles at PA-7 (21%) was higher than other Station. Therefore, these particles had been supplied from Indonesia islands. Calcium (Ca) can be used as indicators of biogenic calcium carbonate. A higher mean concentration of Ca was found in the Indian Ocean (PA-7; 4428m depth) and South China Sea (PA-11; 796m depth)
- 北海道東海大学の論文
- 2006-03-25
著者
-
丸尾 雅啓
滋賀県立大学環境科学部
-
中村 智巳
東海大学大学院 海洋学研究科 海洋科学専攻
-
南 秀樹
北海道東海大
-
藤谷 直樹
北海道東海大学工学部海洋環境学科
-
藤谷 直樹
北海道東海大学 工学部 海洋環境学科
-
小畑 元
東京大学 海洋研究所 海洋無機化学分野
-
副島 広道
東海大学大学院 海洋学研究科 海洋科学専攻
-
小畑 元
東京大学大気海洋研究所海洋無機化学分野
-
南 秀樹
北海道東海大学工学部
-
丸尾 雅啓
滋賀県立大学環境科学部環境生態学科
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