人間の注視特性を考慮した固有顔の一方法(一般セッション13)
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概要
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人が顔画像から性別,個人,表情などを認織しようとするときは,特に目や口の周辺に注意を払い,それらの間の関連性にも注目すると考えられる.本報告は.このような人の注視特性を考慮した新しい固有顔を生成する一方法を提案する.注視特性については,人が顔画像を観察するときの注視点移動の速度から,局所への注目度と2箇所の相関性への注目度として測定する方法を導入する.新しい固有顔は,通常の顔画像の分散共分散行列と,上の注目度を表す行列とによる一般固有値問題として得られる.模擬的な注視点移動のデータを用いて,数種類の表情について本方法で生成した固有顔を示すことにより,提案法の有効性を実験的に評価する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2006-03-16
著者
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