看護系大学教員を対象にした研究の動向
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概要
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本研究は,増加してきた看護系大学の教員が抱えている課題および今後取り組むべき課題を検討するための基礎資料を得ることを目的に,看護系大学教員を含む看護教員を対象にした研究の動向を概観した。過去12年間の文献を検索し,看護系大学教員を含む看護教員を対象にしている研究を抽出し分析した。その結果,看護系大学教員を対象にした研究は,大学数の増加に伴って増加傾向にはあるが,急激な大学の増加に伴う諸問題を明確にし,解決するには,その分野の研究論文数はまだ十分ではないと思われた。特に,教員個人と,組織としての大学の両面において,質を保つための探究が,よりよい看護学教育を行っていくために重要な鍵を握ると考えられた。
- 藍野大学の論文
- 2005-03-31
著者
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片岡 三佳
岐阜県立看護大学地域基礎看護学講座
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片岡 三佳
岐阜県立看護大学
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松坂 由香里
滋賀医科大学看護学科
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大町 弥生
藍野大学 医療保健学部看護学科
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平良 陽子
前滋賀医科大学 医学部看護学科
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松坂 由香里
東海大学 健康科学部看護学科
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平良 陽子
名古屋市中村保健所
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