リビングニーズ特約における原因疾患別生存率の検討
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概要
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リビングニーズ特約の運営上の鍵である主治医による余命判断の正確性について原因疾患別生存率という観点から検討した。対象は249例であり原因疾患としては悪性腫瘍(脳腫瘍を含む)が239例(96%)を占め,臓器別では胃,肺,大腸の順であった。胃ガン,肺ガン,大腸ガンの6カ月生存率はそれぞれ24.1±11.4%,31.1±13.5%,54.8±17.4%であり,特に大腸ガンについては1年生存率も38.7±17.1%と高い値を示した。リビングニーズにおける支払い査定においては原因疾患を考慮に入れる必要があり,大腸ガンの支払い査定は今後の大きな課題となるであろう。
- 日本保険医学会の論文
- 1997-12-15
著者
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殿谷 栄
明治生命保険相互会社
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殿谷 栄
Rgaリインシュアランスカンパニー
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田中 信正
明治安田生命保険相互会社
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田中 信正
明治生命保険相互会社
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津田 純
明治生命保険相互会社
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河原 重隆
明治生命保険相互会社
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津田 純
明治安田生命保険相互会社
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