特定疾病保障保険支払状況(第2報)
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概要
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平成5年1月より平成7年9月までの当社における該当支払となった特定疾病保障保険525件について,経過期間・年齢・保険金額についての分析を行った。待機期間を考慮に加えると悪性新生物,急性心筋梗塞,脳卒中の3大疾病において経過期間・年齢・保険金額については有意差はなかった。悪性新生物は経過期間においては子宮癌と肺癌・年齢では乳癌と肺癌,子宮癌と肺癌において有意差を生じていたが,保険金額では有意差はなかった。今回の経過期間・年齢・保険金額に関しては悪性新生物,特に乳癌の逆選択の可能性を証明することはできず,その指標とはなりえなかった。
- 1996-12-15
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