特定疾病保障保険支払状況
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概要
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平成5年1月より販売を開始した特定疾病保障保険について,平成6年12月までの2年間の支払状況を分析した。特定疾病に該当し,支払となったのは284件,内訳は,悪性新生物244件,急性心筋梗塞19件,脳卒中21件であった。悪性新生物244件のうち,最も多かったのは乳癌で58件であった。以下,胃癌53件,肺癌,子宮頸癌,直腸癌の各16件であった。これら5疾患の訂正罹患率を算出し,第5次悪性新生物実態調査による訂正罹患率と比較したところ,有意に高く,逆選択の混入の可能性が示唆された。
- 日本保険医学会の論文
- 1995-12-15
著者
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