岩手県滝沢森林公園の植物相 : 2001年と1983年の比較
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
岩手県滝沢村の滝沢森林公園の植物相について、2000年から2001年にかけて調査をおこない、1983年の調査結果と比較した。この18年間で自然種の総数はわずかに減っていた。絶滅危惧種であるフクジュソウ、ベニバナヤマシャクヤク、シロバナカモメヅル、ルリソウ、イガホオズキ、バアソブが姿を消した。一方、帰化種や農耕地雑草が増えたのは、人の出入りの増加と、公園管理の草刈りに原因があるだろう。早春季植物の増加は、高木層のアカマツの枯死と落葉樹の増加に関係していると思われる。
- 岩手県立大学の論文
- 2004-02-10
著者
関連論文
- 寒冷地におけるカサスゲ人工湿地実規模施設の水質浄化特性
- ニホンツキノワグマによる果樹被害地の環境要因の分析とハザードマップの作成
- 宮沢賢治の作品に描かれたカラマツ林の景観 : 北原白秋の詩との比較
- 河川改修後の水際部における外来植物の侵入状況と対策としての水辺緑化(第37回大会)
- 小型植生浮島を用いたアゼスゲの水質浄化機能の評価(第39回大会)
- 閉鎖花植物センボンヤリの二型種子からの個体補充
- 「生態農業」における個と集団 : 中国河北省〓台市〓台県前南峪経済試験区の事例
- 宮沢賢治の作品に描かれたカラマツ林の景観--北原白秋の詩との比較
- テラヘルツ波領域における生体材料の分光と画像解析(ミリ波・テラヘルツ波デバイス・システム)
- ニホンツキノワグマによる果樹被害地の環境要因の分析とハザードマップの作成
- 寒冷地におけるカサスゲ人工湿地実規模施設の水質浄化特性
- 岩手県釜石のスギ林における山火事後2年間の埋土種子集団の変化
- アゼスゲの屋上緑化への応用と温度上昇抑制効果の評価
- 多自然型川づくりにおける水辺緑化の適用例と数年後の評価
- 水辺緑化の材料と施工 : 改修河川の水辺エコトーンの修復・創出に向けて(水辺エコトーンの自然再生)
- 視界を遮らない草高の在来種を用いた植栽水路の水質浄化特性 : カサスゲ・アゼスゲ・クサヨシを例に
- 岩手県における多自然型川づくり実施状況の分析 : 水際部の植生および護岸の構成を中心に
- 岩手県における多自然型川づくり実施状況の分析--水際部の植生および護岸の構成を中心に
- ヤシ繊維被覆コンクリートブロックによる水際部の土砂捕捉効果と植被との関係(第35回大会)
- 宮沢賢治作品における「標本」と「証拠」
- 岩手県滝沢森林公園の植物相 : 2001年と1983年の比較
- アゼスゲ(Carex thunbergii Steud.)の植生護岸の特徴と維持管理--身近な水辺環境の修復・創出に向けて
- 大学教育における野外実地指導の類型とその比較 : 学際的手法による環境調査実習
- "氷期森林ステップ狩猟民"仮説--中国・熱河山地に中〜後期旧石器時代の東北をみる
- "賢治たちのイギリス海岸"と野外教室構想 : 岩手県域の地球環境計画に関する研究(第二報)
- 宮沢賢治作品の希少植物にみる里山の変化
- 地域貢献活動を大学教員はどのように理解しているか : 岩手県立大学総合政策学部の場合
- 岩手県釜石のスギ林における山火事後2年間の埋土種子集団の変化
- 東北地方南部の湧水湿地群におけるミミカキグサとホザキノミミカキグサのメタ個体群
- 二次植生の保護と保全 -消えたカタクリ-
- アツモリソウの無菌播種による育苗と遺伝資源の活用
- GISを利用した住民参加型コミュニティ環境地図の作成に関する研究--岩手県滝沢村巣子地区の事例からみる成果と課題
- 岩手県におけるアオキランの再確認と自生地の環境
- 植栽水路の水質浄化機能におよぼすばっ気・返送の効果
- ロールペーパーとバーミキュライトを培地支持材料に用いた絶滅危惧植物アツモリソウの苗生産に関する研究
- 岩手県におけるアオキランの再確認と自生地の環境
- 岩手県における地域資源としてのアツモリソウ品種開発に関する研究
- 植栽水路の水質浄化機能におよぼすばっ気・返送の効果
- 植栽水路返送水における間欠鉛直流式人工湿地の酸化能力
- ロールペーパーとバーミキュライトを培地支持材料に用いた絶滅危慎植物アツモリソウの苗生産に関する研究
- 岩手県三陸沿岸エコトーンの現状把握とその保全に関する研究
- 小型植生浮島を用いたアゼスゲの水質浄化機能の評価
- 岩手県内に栽培されている絶滅危惧植物アツモリソウCypripedium macranthos var. speciosumの遺伝的多様性および外来近縁種の混入