<報告>看護学生の終末期看護における教育方法の検討(その 1) : 事例提示によるレポートの分析
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概要
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本研究は, 看護学生の終末期患者の看護における教育方法の今後の課題を明らかにすることを目的に, 本短期大学生101名の3年次における成人・老人看護実習の, 慢性期・終末期看護実習終了後に提示した事例についてレポートを分析したものである。その結果, 学生は, 患者・家族の不安や苦痛について理解でき, 苦痛を軽減する援助について学びが得られていた。今後の課題として, 終末期看護について学習する場を意図的に設けること, 学習効果が得られるような教員の積極的な関りの必要性が示唆された。
- 県立広島大学の論文
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