看護学担当教員のリーダーシップ行動測定尺度の作成(1)
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概要
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学生の主体性を育てるための教員の関わり方を明確にするための一方法として、教員のリーダーシップ行動について明らかにしようとした。講義と実習に関しての調査を行い、リーダーシップ行動を表すには、それぞれ6因子解を採用した。講義に関しては、「学生の自己表現を助ける行動」「目的を持った指導」「学生との積極的なコミュニケーション」「興味や関心の持てる講義」「学生の公平な見方」「学生の状況に合わせた講義方法」で、実習に関しては、「実習意欲を高める関わり」「よりよい看護実戦に向けての個別的指導」「指導者・学生・教員間の連絡・調整」「優れた看護実践」「看護過程のわかりやすい指導」「学生の状況を配慮した対応」であった。以上のことから、学生の主体性を高めていくような援助や、教員の行動・環境そのものが教育的でなければならないと考えられ、リーダーシップ行動測定尺度の項目数は、35項目が明らかになった。
- 熊本保健科学大学の論文
- 1998-03-15
著者
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