豚丹毒に関する研究 : IV. マウスおよび豚における予防液力価試験成績の比較
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概要
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現在わが国において,豚丹毒予防液の力価試験は,マウスを用いて行なわれている.マウスによる力価試1験の成績が,この予防液を豚に応用した場合の豚の免疫度を正確に表わしているかどうかは疑問である.われわれは,III報まで,豚を用いて,予防液力価試験のための種々の基礎実験を行ない,その結果,従来困難とされていた豚丹毒ワクチンの力価試験が可能となった.そこで,これを応用して,マウスおよび豚を用いた力価試験の比較を行ない,現行国家検査の適否を検討した.まずマウス防御率(SSM)がほぼ0,50,90,100%のワクチン10種を作成し,これらについて,マウスおよび豚の力価試験の比較を行なった.豚の力価試験は,II工報で述べた方法にしたがい,各ワクチンにつき2頭ずつを使用した.第1回試験においては, SSMとかなり密接な関係を有する豚防御率(SSS)が得られた. すなわちSSMO%のワクチンは,SSSもほとんど0%を示した.またSSM約50%のものは,2頭中1頭は,体温の上昇がなかったが,ワクチン未接種の対照豚とほとんど同様の攻撃反応を呈し,わずかな免疫が言忍められた.SSM93%ワクチンでは,SSM50%のものものよりやや軽度であったが,相当強度の攻撃反応がみられ,マウスと豚の力価試験の成績は,やや食い違うようであった.SSM100%の2種ワクチン′は,SSSもほとんど100%を示した.第2回試験は,SSM93~100%の6種のワクチンについて実施した.その結果,SSM100%の市販ワクチンは,SSSもほとんど100%であったが,他の5種のワクチン(SSM93~97%)のうち3種では,2頭中1頭がほとんど無反応で耐過し, SSMに近い結果を得た.残りの2種は,SSMよりも低いSSSを表わし,豚に対して敗力が劣ることがわかった.要するに,マウスに対する抗原性が,SSM100%のワクチンよりやや劣るもののうちには,豚に対する抗原性が低いものがあるので,ワクチン作成のために使用する菌株については,豚に対する抗原性を確認する必要があることを示唆する成績が得られた.一般にSSMとSSSとは,おおむね一致し,現行の国家検査の適性が認められた. 1935年,著者の一人山本は上野動物園の紅鶴、・(Flamingo,PhoenicoPterusruber)から強毒の鳥型結核菌を分離した21); この菌を用いて種々の実験を行ったが,特に著者等の注目をひいたのは鳥型結核菌.の家兎に対する病原性であった.家兎に一定量以上の鳥型菌を接種すると1888年YERSIN23)によってはじめて記載された所謂YERSIN型結核症(以下Y型と略称)を惹起する. この型の特徴は1ケ月以内の短い経過と,肉眼的な結節形成がなく肝,牌の腫脹を呈することで,結核菌によ る敗血症と考えられて居る4・5・20).一方少量菌の接種によって家兎が1ケ月以上生存すると所謂 VIL-LEMIN型(以下V型と略称)とよばれる全身粟粒結核症を惹起する.更に家兎が長期間にわたって生存すると多発性の関節結核の発生が見られると云われる5).著者等はFlamingo株の種々の菌量を用い,種々の経路から家兎を感染させ,その病型を観察した21).その内静脈内接種を行ったものでは接種量に応じてY型からV型,更に関節病変を伴う慢性のv型に到る種々な病型が得られた.Y型とV型を比較した際最も注目をひいたのは両型に於ける病変と菌分布の差異で,Y型に於ては肉眼的な結節形成は認められないが,肝・牌・骨商の組織標本には大単核細胞及び巨細胞から成る無数の細脂集策が見られ,之等の細胞内には無数の菌が放射状の配列を呈して認められる.Y型に於では肺及び腎の病変は極めて軽度で菌もまた少い.之に対し慢性のV型では病変は肺,腎に限局し,Y型に於て高度の病変を呈した肝・牌・骨髄は変化が軽度で,菌も肺,腎に多数証明される様になり,肝・牌・骨髄では極めて少数となる.臨床的にはY型では経過中容易に証明し得る程度の菌血症が存在し,著明な発熱や貧血,末期には黄直が認められ,ツベルクリン皮内反応(以下ツ反応と略称)は陰性に終る.之に対しV型では,経過中間歇的に菌血症が証明されるに過ぎず,発熱も著明でなく,接種後3週間を過ぎるとツ反応は陽転する,この様な同一菌の接種量の差異によって惹起されるY型とV型の間の著しい相違,特にY型とV型では病変占坐部位及び菌の分布が全く逆転して居ることに注目し,家兎を用いて一連の実験を行ったが,第1報としてY型の経時的観察の結果を記載する予めツ反応が陰性であることをたしかめた32頭の白色家兎にFlamingo株培養0.1mg/kgを静脈内に接種した.内5頭は接種前3日間にわたって毎口52≦或いは2.5%の墨汁を静脈内に注入し網内系とY型に際して出現する病巣細胞との関係を知ろうとした.接種後30分から21日に至る間に1日乃至3日間隔て家兎を殺し,肝・牌・骨髄・腸間膜淋巴節・肺・副腎・及び腎の小川法12~16)に準じた定量培養を行って臓器内の生菌数を測定し,又殺直前の末梢血を採取して直接小川培地上に流し定量的に菌数を測定した.屠殺直後,肝・牌・骨澗・及び肺のヤヌス緑及び中性赤による超生体染色を実施し,各臓器は秤量後10%フォルマリンで固定し組織学的゛検索を行った.1.菌の消長 各臓器100mg中の生菌数はTablc′1に示す如くで,肝・牌・骨商に於ける初期の菌・ .其後6口には牌に同様の病巣が証明され,之等の病巣は次第に発展して,8日には定型的な大単核細胞及びラ氏型巨細胞の集篠が出現する.大単核細月包は卯円形の淡染核を持ち,豊かな胞体内に核は偏在し,菌はその月包体内に放躬つ犬の配列を呈して多数証明される.接種後10田こは骨髄にはじめて単核細胞の小集筬が出現する.墨汁注入家兎では6口目迄は特異的な大単核細胞集笠は認められないが,12田こは肝・牌・骨髄・淋巴節等に多数の病巣が出現しておV),その大単核細胞及び巨細胞には,それ迄網内系細胞内に貯えられて居た墨粒が菌と共に見られる.接種後15日以降病変は急速に発展して,18田こぱ肝・牌・骨髄・淋巴節に高度の大単核細脂及び巨細胞の集笠を見る定型的なY型の像を呈する.菌は?胞体内に放射状配列を呈して無数に見られる様になる.之に対して副腎皮質には小型の病巣が散在するに過ぎず,腎には限局した病巣は認められず,21日日に紡毬体に菌を倉喰した大単核細胞が単在するのが認められたに過ぎない.肺には極初期から}矧蔓性の胞隔肥厚が見られるが,10日目から浸潤した単核細胞に菌が見られる様になる.しかし末期に到っても少数の大単核細胞の集籏が見られるのみで,肝・牌等に比較すると病変は極軽微である.全経過を通じ病巣の組織発生には顆粒白血球の参与は殆んどないと思われ,又病巣には壊死が見られないこともY型の特徴と考えられる.墨汁注入家兎では末期に菌数は一般に対照例より多かったにも拘わらず,肝・牌・骨髄等の病変は稍限局して居た.肺では墨汁注入家兎では対照にくらべ大単核細胞の集笠がはるかに高度に発達して居り,之等の細胞内に肺では墨粒の沈着が少いため,対照よりはるかに多数の菌が証明される.最初網内系に多量に沈着した墨粒は,肝・牌・骨髄等に病巣が形成されると共に病巣細胞内に現われ,網内系細胞内の墨粒は実.験の末期には急激に減少し,胞体の大きさも{印・こ復するのが見られた.Y型の病巣を構成する大単核細胞及び巨細胞は超生体染色では大型の中性赤花冠をそなえ,その起源は別として,肝・牌の畜内皮或いは細網細胞とは形態上明らかに区別し得る細月包である.超生体,切片及び塗抹標本の比較観察の結果,中性赤花冠,菌及び墨粒には興味ある位置的関係が見出された.すなわち菌と墨粒は全く重さなって中性赤花冠の外縁に位置する.従って墨粒を多量にとった大単核細胞内ではたとえ菌が無数にあっても墨粒におおわれて見ることが出来ない場合が多い.菌の放射状或いは卓軸状配列と・
- 1962-06-25
著者
-
瀬戸 健次
農林省動物医薬品検査所
-
西村 豊
動薬検
-
瀬戸 健次
動薬検
-
川島 秀雄
東京農大
-
花木 琢磨
財団法人化学及血清療法研究所
-
佐藤 卯三郎
共立中研
-
西村 豊
農林省動物医薬品検査所
-
佐藤 卯三郎
農林省動物医薬品検査所
-
花木 琢磨
農林省動物医薬品検査所
-
川島 秀雄
農林省動物医薬品検査所
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