砂質土(稲城砂)の室内突固め試験に関する実験的研究
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概要
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稲城砂を対象としてその締固め特性を明らかにするために, 種々の条件で室内突固め試験を行ない, 実験データーの解析結果からつぎの結論を得た。1)Proctorの突固めエネルギーE_rと任意の突固めエネルギーに対する最大乾燥密度γ_<dmax>, および最適含水比ω_<Cmc>との間にはつぎの関係がある。γ_<dmax>=log(a・E^b_r)(a, b : 常数0<b<1), ω_Cmc=log(c・E^d_r)(c, d : 常数0>d), 2)Proctorの突固めエネルギーE_rを用いて突固め土の乾燥密度γ_dを求める計算式は, つぎのように表わすことができる。γ_d=αE^β_r(α, β : 含水比ωの関数), 3)室内突固め試験において乾燥密度の増加に大きく寄与する要因は突固め層数および突固め回数であり、モールド体積, ランマー落下高, ランマー重量, 含水比の要因は比較的影響力が小さいと考えられる。
- 社団法人地盤工学会の論文
- 1975-03-15
著者
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