標準時間設定における使用目的と時間構成の関連に関する研究
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概要
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本研究は標準時間の使用目的と時間構成の関連を明らかにすることによって, 標準時間設定のマニュアル作成に役立てようとするものである.そのために, まず, 「過程概念」, 「段階概念」, 「特性概念」を用いて, 生産過程を区分し, 標準の対象を明確にした.また標準時間の使用目的を「段階概念」で分類し整理することによって四つの基準となる時間を定義した.次に作業時間の時間構成の項目を分類し、これと標準時間の使用目的とを, 「設定範囲」, 「設定対象」というものを仲介として関連づけた.このことによって, 使用目的に合った標準時間の時間構成が可能となり, 標準時間設定のための系統的手順が求められた.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1983-10-15
著者
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