オーシストを少数投与したマウスにおけるCryptosporidium murisの感染症とオーシストの排泄状況(短報)
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概要
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軽感染宿主におけるCryptosporidiumの感染性を明らかにするために, 少数のCryptosporidium murisオーシスト(Oo)をマウスに投与し, 感染性とオーシストの排泄状況とを調べた.C.murisのOo2.4×10^1個を1回投与したマウス25頭中1頭, Oo2.4×10^2個を投与したマウス25頭中19頭がOoを排泄した.そこで, Oo2.4×10^1個を10日間連続投与した結果, 50頭中4頭がOoを排泄し, そのOPG値の推移は10^2個投与群に類似していたが, 感染成立は投与頭数の10%以下であることが明らかになった.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 2001-03-25
著者
-
藤野 隆志
杏林大学医学部微生物学教室
-
松井 利博
杏林大学医学部寄生虫学教室
-
辻 守康
杏林大学医学部感染症学講座(寄生虫学)
-
辻 守康
杏林大学医学部熱帯病・寄生虫学
-
辻 守康
杏林大・寄生虫学
-
藤野 隆志
杏林大学医学部感染症学講座
-
加島 準子
日本寄生虫予防会調査研究部
-
辻 守康
杏林大学医学部感染症学講座
-
松井 利博
Nippon Veterinary And Animal Sci. Univ. Tokyo Jpn
-
Tsuji M
Kyorin Univ. School Of Medicine Tokyo Jpn
-
加島 準子
日本寄生虫予防会
-
辻 守康
杏林大学医学部寄生虫学
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