パネルの動的非線形応答の計算法について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
It is well known that ship platings near the bow suffer some damages caused by the water impact pressure. In order to investigate this phenomenon, it is necessary to analyze the nonlinear dynamic response of ship platings. This paper presents the methods for calculating the response of ship platings. At first, the authors study the applicaton of the Mode Superposition Method to dynamic response problems which are analyzed by F. E. M., and obtain a formula of direct numerical integration based on the calculus of variation and show its usefulness. Then, based on the above-mentioned results, the authors study a simplified method to estimate the maximum response approximately, using a linear system of a single degree of freedom equivalent to ship plating. The results obtained are as follows: ( 1 ) The Mode Superposition Method presented here is useful for estimating the dynamic response of ship platings from a viewpoint of time and accuracy in computation. (2) The formula of numerical integration obtained in this paper is considered to be equivalent to Newmark' method when =1/6, and takes as much time in computation as method. ( 4 ) The simplified method of estimating the maximum response has good accuracy for practical use.
- 社団法人日本船舶海洋工学会の論文
著者
-
川上 肇
エンジニアリング振興協会研究員
-
川上 肇
川崎重工業株式会社技術研究所
-
川上 肇
川崎重工業(株)技術研究所
-
安川 度
川崎重工業(株)技術研究所
-
大西 登喜夫
川崎重工業(株)技術研究所
-
安川 度
川崎重工(株)技術研究所流体構造研究室
-
安川 度
川崎重工業 技術開発本部
-
大西 登喜夫
エンジニアリング振興協会研究員:(現)川崎重工業株式会社技術研究所
-
大西 登喜夫
川崎重工業
-
安川 度
川崎重工業 (株) 技術研究所
-
川上 肇
川崎重工業 (株) 技術研究所
関連論文
- ユニバーサル多点プレス法による船体外板曲げ作業の自動化に関する研究 : (第2報 : 実用化研究)
- ユニバーサル多点プレス法による船体外板曲げ作業の自動化に関する研究 : 第1報 : 基礎的研究
- 長大倉口船の捩り : 曲げ連成固有振動の研究(第2報) : 薄肉溝型断面棒の捩り : 曲げ連成振動
- 構造要素の衝突圧壊強度に関する基礎的研究 : その2
- コンクリート製海洋構造物の洋上接合部の最終強度について
- 初期不整を有する円筒殻の崩壊強度解析(その2) : 軸圧縮を受ける縦補強円筒殻
- 初期不整を有する円筒殻の崩壊強度解析 : 軸圧縮を受ける短い円筒殻
- 初期不整を有する球殻の圧壊強度解析
- 氷海商船用プロペラ強度の実験的研究 : 第2報 静的荷重試験とFEM解析
- LPG船セミメンブレンタンクの構造解析
- Moss Type LNG船タンクシステムの座屈計算法について : 形状初期不整の影響
- Moss type LNG船のタンクシステムの振動に関する研究
- 長大倉口船の捩り-曲げ連成固有振動の研究(第5報) : 水中における薄肉開断面棒の捩り-曲げ連成振動
- 長大倉口船の捩り-曲げ連成固有振動の研究(第4報) : 端部に剛体部をもつ薄肉開断面棒の捩り-曲げ連成振動
- 有限要素法による船体振動の付加質量およびモーメントの計算
- 有限要素法による船体振動の付加質量および付加慣性モーメントの計算
- 長大倉口船の捩り-曲げ連成固有振動の研究(第3報) : 薄肉開断面棒の捩り振動に及ぼす横隔壁の影響
- 長大倉口船の捩り-曲げ連成固有振動の研究(第1報) : 薄肉開断面棒の捩り振動
- 軸対称物体に働く流体力の計算法
- 海洋温度差発電プラントの動的挙動
- 大たわみを伴う矩形板の組合せ荷重に対する有効幅
- 長大倉口を有する船体の捩りについて (第1報)
- Symposium on Finite Element Techniquesに出席して
- 海洋温度差発電プラント用係留索の動的解析
- ノーマルモード法を利用した係留ラインの動的応答解析法
- 船首構造の最終強度について(所外発表論文等概要)
- 船首構造の最終強度について
- 有限要素法に基づく時間積分法について
- 軸圧縮をうける長方形板の固有振動数に及ぼす初期撓みの影響について
- パネルの動的非線形応答の計算法について
- 船尾タンク壁の振動について
- I型鋼の圧縮局部座屈について
- 新幹線用構体およびステンレス製通勤車両構体とその強度検討
- TSSグラフィックタ-ミナルの実用化研究-2-有限要素法入出力デ-タの対話室チェックシステムについて
- TSS-グラフィック・タ-ミナルについて
- F.E.M.3次元板構造物自動分割プログラム"MESH/3D"について
- 圧縮を受ける正方形板の最終強度に関する研究 : 第1報 : 初期たわみおよび溶接残留応力の影響について
- 圧縮を受ける正方形板の最終強度に関する研究(第2報) : 初期不整の影響に対する総合的考察
- 船殻部材の許容歪量に対する信頼性理論の適用
- 半潜水式海洋構造物ブレース材の局部座屈に関する研究 : 第1報
- 板付き不等辺山形鋼の曲げ(第1報) : 弾性曲げ
- 機械・構造物の強度と安全性評価の実例 : 3.新幹線車両の構体
- 組合せ荷重を受けるパイプの最終強度 : その3
- 繰返し荷重下の応力-ひずみ履歴解析プログラムと疲労寿命推定への適用-1-
- A simplified method to analyse the stregth of double hulled structures in collision : 2nd Report
- 圧縮および引張荷重を受ける構造要素の変形挙動 : 第2報
- 組合せ応力下での長方形板の最終強度 : その2
- 径間荷重を受ける骨組構造物の最終強度解析
- 塑性選点法の開発
- 曲げを受ける梁ウエブの彈塑性座屈
- A-32 鉄道車両の構体構造について
- 新幹線の構体構造について (鉄道車両小特集号)
- 台北地下鉄車両の衝突時の安全性評価について
- 最小重量を有する平面防撓構造の寸法比について
- On the Estimation of Non-Linear Dynamic Response of Ship Plating