頭部規格断層X線撮影による顎関節の矢状断面形態に関する研究 (1報)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
One hundred temporomandibular joints of 50 adults with normal occlusion were studied using a cephalometric laminagraph "Sectograph". The results were as follows : 1. The mean depth of the mandibular fossa was 8.7mm ; the anteroposterior length, 19.0mm ; the anteroposterior length of the frontal area of the mandibular fossa, 10.3 mm ; the anteroposterior distance at the middle level of the depth of the mandibular fossa, 10.8mm. The frontal area of the mandi bular fossa was 41.7 mm^2 ; the rear area, 51.1 mm^2. 2. The salient width of the si gmoid curve of the frontal wall was 2.0 mm ; the upper curve, 0.8 mm ; the lower curve ; 1.2 mm. 3. The inclination of the frontal wall to Frankfort horizontal line was 40.4° ; the rear wall, 35.2°. The radius of the circumference on the upper curve of the frontal wall was 5.6mm ; the lower curve, 8.1 mm. 4. The salient width of the rear wall was 0.8mm. The radius of the circumference on the rear wall was 11.6mm. 5. The anteroposterior width of the condyle was 9.5mm, the width of the frontal region of the condyle divided by the condylar top, 3.8mm. 6. This study established the standard size of T. M. J. in the sagittal plane, and makes possible the detection of abnormalities. It also established the basis of mean-value articulator.
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1988-08-01
著者
関連論文
- 2-1-7. 咬合と顎関節に関する研究 : 顎関節の立体的構造に関する検討(1報)(第75回日本補綴歯科学会学術大会講演要旨)
- 咀嚼に関する研究VI : 摂食時の顔面の動態-F.H.L.の傾斜角度(3報)
- 2-1-2. 咬合と顎関節に関する研究(II) : 咬合挙上装置装着による顆頭位の変化について (昭和60年度日本補綴歯科学会東北・北海道支部会学術大会)
- 15. 咬合再構成における治験(IV) : 咬合構成とT.M.J.の状態変化について (昭和60年度日本補綴歯科学会東北・北海道支部会学術大会)
- 咬合と顎関節に関する研究III : 顆頭位の強制的移動の可能性について
- 2-40. Sectographによる顆頭位の研究(XV) : 三断面におけるT.M.J.の状態について (第72回日本補綴歯科学会学術大会講演要旨)
- 2. Sectograph による顆頭位の研究 (IX) : 顎関節症について (その2)
- 1. Sectograph による顆頭位の研究 (VIII) : 顎関節症について (その1)
- Sectograph による顆頭位の研究 : 第2報 咬合力発現時における顆頭の移動について
- 2-7 顔貌に関する研究 (II) : Cephalogram による側貌の研究
- 3. 摂食機能に関する研究 (I) : 食品破断所要力量について
- 咀嚼に関する研究V : 人工臼歯咬合面の構造について(1報)
- 咬合と顎関節に関する研究IV : 顎関節症候群を有する患者の咬合再構成について
- 咬合と顎関節に関する研究II : 残存歯Splintを行った部分欠損例の咬合再構成前後における顆頭位について
- 咀嚼に関する研究III : 食品破断時の荷重量-変位量について(2報)
- 咀嚼に関する研究II : 摂食時の顔面の動態-F.H.L.の傾斜角度(1報)
- 咬合と顎関節に関する研究I : 咬合再構成前後における顆頭位について
- 咀嚼に関する研究I : 食品破断時の荷重量-変位量について (1報)
- 2-39. Sectographによる顆頭位の研究(XIV) : 咬合再構成における顆頭位の変化について (第72回日本補綴歯科学会学術大会講演要旨)
- Sectographによる顆頭位の研究第5報 : hinge bowおよびpantographのクラッチトレー装着による顆頭の挙動について
- 5. 顔貌に関する研究 (III) : Cephalogram による側貌の研究 (その 2)
- 2. 顔貌に関する研究 (I) : 発音発語と歯牙露出状態
- 4. Sectograph による顆頭位の研究 (I) : 各下顎位における顆頭位について
- 頭部規格断層X線撮影による顎関節の矢状断面形態に関する研究 (2報)
- 頭部規格断層X線撮影による顎関節の矢状断面形態に関する研究 (1報)
- 2-1-3. 顎関節の形態と下顎の後方移動に伴う顆頭の動きについて(第77回日本補綴歯科学会学術大会講演要旨)
- 10. Sectograph による顆頭位の研究(XII) : 欠損を有する患者における T.M.J. の状態について
- 1-3-18. Sectograph による顆頭位の研究 (XI) : 2, 3の臨床例について
- 1-3-1. 摂食時における顔面の動態 II : 摂食時の咬合平面傾斜 (その 2)
- Sectograph による顆頭位の研究 : 第4報 開口初期における顆頭位について
- Sectograph による顆頭位の研究 : 第3報 成人および小児における T.M.J. 付近の状態と顆頭の動きについて
- 1-15 Sectograph による顆頭位の研究 (V) : 有歯顎者および無歯顎者における顆頭の挙動について
- 1-14 Sectograph による顆頭位の研究 (IV) : 成人および小児における顆頭の挙動について
- Sectograph による顆頭位の研究 : 第1報 各下顎位における顆頭位について