外側翼突筋下頭起始部の位置に関する解剖学的検討
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概要
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外側翼突筋は咀嚼筋の中でも顆頭運動に直接的に関与するもので, 下顎の機能を考える上できわめて重要である. しかし, その位置が外部からは遠い側頭下窩にあるためr, 他の筋に比べ不明な点が多く残されている. 本論文ではこの筋の下頭起始部が口腔後壁に比較的接近していることから, 口腔との位置関係についての解剖学的な検討が行われ, 個体により位置的にかなりの差違があることが明らかにされたが, それに対して従来臨床で行われている触診法や針の刺入との関係から考察が加えられている.
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1981-05-31
著者
-
藍 稔
明海大学歯学部
-
藍 稔
東京医科歯科大学歯学部歯科補綴学第3講座
-
藍 稔
東京医科歯科大学歯学部歯科補綴学第一講座
-
中村 和夫
東京医科歯科大学歯学部歯科補綴学第1講座
-
松浦 基一
東京医科歯科大学歯学部第1歯科補綴学教室
-
山本 章
東京医科歯科大学歯学部第1歯科補綴学教室
-
礒 和博
東京医科歯科大学歯学部第1歯科補綴学教室
-
錦 仁志
東京医科歯科大学歯学部第1歯科補綴学教室
-
錦 仁志
東医歯大・補綴
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