ソルガムの出穂開花に及ぼす花芽分化制御遺伝子T, D_1, D_2と熟性遺伝子Ma_1〜Ma_4の効果

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概要

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Ma_1〜Ma_4遺伝子をもつソルガム品種の出穂反応をT, D_1, D_2遺伝子をもつ品種と比較し, さらに両遺伝子型群の出穂反応の関係について後代検定で検討した。その結果, Ma_1〜Ma_4遺伝子をもつ一部の品種の出穂反応は, 花芽分化制御遺伝子群であるT, D_1, D_2遺伝子型のT遺伝子が関与している出穂反応であることが示された。2002年6月下旬の著しい低温に反応した100Mの出穂反応から, 100Mは温度感応遺伝子Tを持つことが示唆された。これについてはその検定交雑F_1(MS79.A×100M)の出穂反応から, 100MのT遺伝子保有が確認された。また60Mは夜高温による花芽分化遅延の観察と, 検定交雑F_1(390A×60M)の出穂反応結果により, T遺伝子を保有すると示唆された。
日本草地学会の論文
2005-04-15

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