ワモンゴキブリの親世代の飼育密度, 産卵時の親の老若, および卵期の環境湿度が, ふ化幼虫の体重と殺虫剤感受性に及ぼす影響
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概要
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Production and laboratory use of newly hatched nymphs of Periplaneta americana for detecting insecticidal activity of chemicals with a dry film method have already been reported by Tsuji and Mizuno (1970). In this paper, effects of population density of parents, maternal age, and environmental humidity during the egg stage upon the body weight of the nymphs and their sensitivity to fenitrothion are described. The mean weight of adults was somewhat decreased when they were reared in a overcrowded condition which made some of them be forced out of the shelter (harborage) in their adult stage, and middle-aged adults were heavier than young ones. The greatest difference among the mean weights, however, did not exceed 31.5% of the greatest mean, which was found in a less crowded population. The mean weight per hatched nymphs in each ootheca was also influenced by the density and age of parents, but the influence was smaller than on parents themselves. Thus, the greatest difference among the mean weights did not exceed 20.4% of the greatest mean. The mean weight per hatched nymphs in each ootheca was not so much influenced by the weight of the ootheca; smaller oothecae tended to produce fewer nymphs. When oothecae were incubated in the fully water saturated air, LD_<50> values (mg/kg and μg/10 nymphs) of fenitrothion applied to hatching nymphs by the dry film method were fairly stable for practical purposes irrespective of the age and density of parents, but the LD_<50> values were considerably decreased when oothecae were incubated under a lower grade of humidity.
- 日本衛生動物学会の論文
- 1972-07-15
著者
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