計測方法によるMIB-1 staining indexの差 : 髄膜腫における検討
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概要
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MIB-1を用いた腫瘍増殖能計測において, 方法による再現性や腫瘍増大速度の予見性の違いを検討した.腫瘍倍加時間(Td)を計測できた16例の髄膜腫でMIB-1染色を行い, 第1法:最も増殖の高い部分で1, 000個以上の腫瘍細胞中の陽性細胞率を計算する, 第2法:無作為に1, 000個以上の細胞で計測する, 第3法:無作為に2, 000個以上の細胞で計測する, の3種の方法でMIB-1陽性率を各2回ずつ求めた.おのおのTdとの相関の程度, 再現性について検討した.第1法は第2, 3法に比べて2倍近い高値をとったが, 三者の間には非常に高い相関がみられた.Tdとの相関は第3法, 2法, 1法の順に高かった.再現性は第2法が他に比べて有意に悪かった.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 1998-05-20
著者
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