悪性グリオーマに対する遺伝子治療の基礎的研究 : Bystander effect におけるギャップ結合の役割
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概要
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ギャップ結合促進物質であるdexamethasoneや,β-caroteneがbystander effectを促進しHSVtk/ganciclovir systemの遺伝子治療効果を高めるか検討した.ヒト悪性グリオーマ細胞はtk遺伝子導入細胞やtk陽性のマウス由来パッケージング細胞PG13との間でbystandere effectがみられた.Cx43蛋白はヒト悪性グリオーマ細胞やPG13では細胞膜での発現は少なく細胞内に存在した.したがって,Cx43の少ないヒト悪性グリオーマ細胞においては,ギャップ結合がbystander effectに主要な役割を担っているとは考えにくい結果であった.dexamethasoneや,β-caroteneはbystander effectを促進せず,本療法への応用には否定的結果であった.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 1997-01-20
著者
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六川 二郎
琉球大学医学部脳神経外科
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宮城 航一
琉球大学医学部脳神経外科
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銘苅 晋
琉球大学医学部脳神経外科
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福永 利彦
琉球大学医学部ウイルス学科
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牧野 荒天
琉球大学医学部ウイルス学科
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新垣 栄
琉球大学医学部ウイルス学科
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只野 昌之
琉球大学医学部ウイルス学科
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馬 紹平
琉球大学医学部ウイルス学科
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赤城 剛
国立がんセンターウイルス部門
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上田 房雄
日本新薬創薬第二研究所
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福永 利彦
琉球大医
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馬 紹平
大分大学 医学部 感染分子病態制御
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只野 昌之
琉球大学 大学院 病原生物
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馬 紹平
琉球大・医・ウイルス
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福永 利彦
琉球大・医・ウイルス
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只野 昌之
琉球大学医学部ウィルス学
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福永 利彦
琉球大学医学部ウイルス学教室:琉球大学医学部地域医療研究センター
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六川 二郎
琉球大学医学部 脳神経外科
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