N-isopropyl-p-[^<123>I] iodoamphetamine double injection法によるacetazolamide負荷試験への応用とその検討

概要

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acetazolamide負荷試験による脳循環予備能の算出にはacetazolamide負荷前後に2回の定量的CBF測定が必要である.今回, N-isopropyl-p-[^<123>I] iodoamphetamine (^<123>I-IMP)を用いて,30分間で2回の定量的CBF測定を行うduoble injection法の開発と,そのacetazolamide負荷試験への応用を検討した.その結果,^<123>I -IMP投与25分後に血中および脳^<123>I濃度が一定となる事実により,background subtraction法にて30分間で2回の定量的CBF測定が可能であることが判明した.次に同一被検者にて従来の2回のCBF測定を数日間隔で行うseparate injection法によるacetazolamide負荷試験とdouble injection法によるacetazolamide負荷試験を比較したところ,両者によって算出された脳循環予備能に差がなく,double injection法のacetazolamide負荷試験への応用が可能であることが判明した.
日本脳神経外科コングレスの論文
1994-01-20