128×64画素適応蓄積時間イメージセンサ

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概要

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撮像画上に直接画像処理回路を結合し、画素単位で蓄積時間を制御する高機能イメージセンサについて検討している。本稿では、新たに試作した横128×縦64画素からなる適応蓄積時間イメージセンサについて報告する。イメージセンサ上の処理回路は、動き検出および飽和検出機能を有している。画素値の出力やリセットのタイミングを、動き検出、飽和検出、外部制御に基づいて任意に制御することで、ダイナミックレンジ、画質、時間解像度を改善することができる。本プロトタイプでは、列並列処理構成を用いて回路およびレイアウト設計を行ない、CMOS 2-poly 2-metal processを用いて試作した。プロトタイプチップの評価実験を行ない、蓄積時間を制御することで、ダイナミックレンジの拡大や、A/D変換、動画像圧縮機能を実現できることを確認する。
社団法人映像情報メディア学会の論文
1999-09-20

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