高速液体クロマトグラフィーによる医薬部外品中のグリチルリチン酸塩の定量における異常拳動の解明
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概要
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Glycyrrhizinates such as monoammonium and dipotassium glycyrrhizinates which are extracted from licorice, convertea to easily water-soluble salts and refined have been formulated in many quasi-drug products as an anti-inflammatory agent. A quantitative analysis of glycyrrhizinates in quasi-drug products has usually and successfully been carried out by high performance liquid chromatography (HPLC). However, a slightly higher value than the actual content has sometimes been observed in daily analysis. As the result of our various studies to investigate these phenomena, we finally found that a minor constituent in commercial glycyrrhizinates, which was identified as monomethyl glycyrrhizinate, was hydrolyzed after they were formulated in quasi-drug products and converted to glycyrrhizin which in turn was determined by HPLC as a higher value.
- 社団法人日本薬学会の論文
- 1992-07-25
著者
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高松 翼
(株)資生堂研究開発本部安全性・分析センター
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高松 翼
株式会社資生堂 安全性・分析センター
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松岡 昌弘
(株)資生堂研究開発本部安全性・分析センター
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林 正人
(株)資生堂研究開発本部安全性・分析センター分析研究グループ
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高松 翼
(株)資生堂研究開発本部安全性・分析センター分析研究グループ
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門脇 英二
資生堂 研究開発本部 安全性・分析センター
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門脇 英二
(株)資生堂研究開発本部安全性・分析センター分析研究グループ
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松岡 昌弘
(株)資生堂安全性・分析センター分析研究グループ
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