炎光光度検出器付ガスクロマトグラフィーによる液体及び臓器試料中の硫化水素の定量
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概要
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Hydrogen sulfide (H_2S) in fluid and tissue samples of rat or human was determined by gas-liquid chromatography (GLC) with a flame photometric detector (FPD). By using a stationary phase of 25% TCEP on Chromosorb W (AW-DMCS), suitable conditions were obtained and the H_2S peak appeared as a retention time of 0.7 min. The minimum detectable concentration by this method was 1 μg/ml. For the determination of fluid sample, to 1 ml (or 1 g) of sample (In the case of tissue samples : 1 g of sample was homogenized within 4 ml of cold water. After centrifugation, 1 ml of supernatant was used in the same way as fluid sample.) was added 5 ml of acetone and 0.5 ml of 20% hydrochloric acid. After mixing for 2 min and centrifuging for 5 min at 1000 g, the supernatant was used for GLC-FPD. The recoveries of H_2S from fluid and tissue samples in rat or human were about from 50 to 100%. The GLC-FPD method for the determination of H_2S is very useful in its simplicity, rapidity, efficiency and reproducibility.
- 社団法人日本薬学会の論文
- 1987-04-30
著者
-
三澤 章吾
筑波大学社会医学系
-
中村 貴子
筑波大学人間総合科学研究科法医学
-
田中 栄之介
筑波大学社会医学系
-
中村 貴子
筑波大学社会医学系法医学
-
田中 栄之巣介
筑波大学社会医学系
-
田中 栄之介
筑波大学 社会医学系
-
黒岩 幸雄
昭和大学薬学部臨床薬学
-
寺田 賢
杏林大学医学部法医学教室
-
黒岩 幸雄
昭和大学薬学部
-
黒岩 幸雄
昭和大学薬学部毒物学教室
-
鈴木 康男
Faculty Of Pharmaceutical Sciences Tohoku University
-
鈴木 康男
東北大学薬学部
-
鈴木 康男
東北大学薬学部薬剤学教室
-
田中 栄之介
筑波大 社会医学系
-
田中 栄之介
筑波大学臨床医学系社会医学系
-
三澤 章吾
筑波大学社会医学系法医学
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