利用情報解析に基づくコンポーネントウィザードの自動付加

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概要

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複雑な設定を容易に定義可能とするウィザードを、コンポーネントに付加しようという試みがある。しかしながら、コンポーネントウィザードを付加するにあたり、ウィザードのコードの作成、コンポーネントのプロパティの望ましい設定の導出に必要な時間の問題があるため、実際にウィザードを提供するコンポーネントは少数である。本稿では、ウィザードをコンポーネントで使用可能にするため、コンポーネントのプロパティの情報を利用し、コンポーネントにウィザードを自動付加する手法を提案する。我々は、アプリケーション中でコンポーネントの生成直後にプロパティの値を設定するメソッドに注目し、複数のサンプルアプリケーションについて、設定されたプロパティの情報解析(利用情報解析)を行い、コンポーネントに設定するプロパティの組合せを導出する。続いて、プロパティの組合せとそれに対応するプロパティの値を、自動付加したウィザードで開発者に提示する。
社団法人電子情報通信学会の論文
2002-07-18

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