心線中にマンガン及び珪素を特に含有せしめた鋼用熔接棒の研究(第 3 報) : 鋼用電孤熔接棒心線中に含まれたマンガン及び珪素の効果について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In this report, we manufactured many steel core rods having various manganese, and silicon contents on trial in industrial scale and using them, prepared the arc-welding electrodes whose coating contains no deoxidizes and a small quantity of reducing-gas producing material. Then, observing the rule of JES 9001-"Arc welding coated electrodes for general steel constructions", we investigated the properties of the above mentioned electrodse in use and measured the properties of weld steel deposited with them. And the following results were obtained. 1) In use of the steel core roas containing somewhat much quantities of manganese and silicon, the apparent specific gravities, impact values and elongations of the all weld steels are more excellent than those of the all weld steels deposited with the usual steel core rods whose contents of manganese and silicon are lower. However, the composition-point showing contents of manganese and silicon must exist in the field II-The deoxidation product in this field is the FeO-MnO-SiO_2 liquid solution which is unsaturated with silica and has good fluidity.- of the diagram of deoxidation with manganese and silicon (Fig. 1). But, if the manganese and silicon contents are too high, there is a tendency for the above mentioned properties of the all weld steels deposited with them to become lower. 2) The higher the manganese and silicon contents of steel core rods are, the larger the ultimate strengths and hardness of the all weld steels deposited with them become. 3) In use of the steel core and having high silicon contents, there is a tendency for the one layer fillet weld of T-joint to contain portions having the so-called striated structures and minute cracks. However, if silicon contents of the core rods are lower than 0.3%, such a tendency of the fillet weld is not observed. In such a way, it has been made clear that the steel core rods containing suitable large quantities of manganese and silicon are effective for arc-welding of steel.
- 社団法人溶接学会の論文
著者
関連論文
- 特殊鋼熔接の基礎的研究(第 4 報) : 強靭鋼板熔接変質部における硬化部の生成阻止並びに生成硬化部の除去について
- 強靱鋼材の熔接割れについて(第 5 報) : 熔着鋼内割れを防止し得るマンガン・クロム鋼系電弧熔接棒の研究
- 学術・技術 50 年の回顧
- 低温用鋼材の CO_2-O_2 アーク溶接について(第 1 報) : 溶接鋼の熱間割れ
- プロパン酸素炎による鋼材の溶接について(第 1 報) : 火炎中の酸素および溶接棒中の脱酸剤の効果
- 構造用鋼材溶接部近傍の引張衝撃値分布(第 2 報) : 後熱の影響
- 構造用鋼材溶接部近傍の引張衝撃値分布(第 1 報) : 鋼種の影響
- (50) 低温用鋼材の CO_2-O_2 アーク溶接について(第 1 報) : 熱間割れについて
- (79) 構造用鋼材溶接部の延性について(昭和40年春季全国大会講演概要)
- (13) プロパン酸素炎による鋼材の溶接について(第 1 報)(昭和40年春季全国大会講演概要)
- 溶接雰囲気の窒素の利用について(第 1 報) : 低合金耐熱鋼の場合
- (61) 脱酸剤含有鋼線による MIG および TIG 溶接について(昭和 39 年度春季全国大会講演概要)
- (10) 構造用鋼材溶接部近傍の引張衝撃値分布(第 2 報) : 後熱処理の影響(昭和 39 年度春季全国大会講演概要)
- (9) 構造用鋼材溶接部近傍の引張衝撃値分布(第 1 報) : 鋼種の影響(昭和 39 年度春季全国大会講演概要)
- (96) CO_2-O_2 アーク法による鋼材溶材部の衝撃値(第 1 報) : 送給ガスの酸素混合率の影響(昭和 38 年度秋季全国大会講演概要)
- (95) 高張力鋼の CO_2-O_2 アーク溶接における溶接条件と機械的性質との関係(昭和 38 年度秋季全国大会講演概要)
- (60) 溶接雰囲気の窒素の利用について(第 3 報) : Cr-Mo 鋼線による肉盛溶接(昭和 38 年度秋季全国大会講演概要)
- (59) 半自動上向溶接への C_2-OO_2 アーク法の適用について(昭和 38 年度秋季全国大会講演概要)
- わが国におけるCO_2-O_2アーク溶接法の創始および進展
- (19) 溶接雰囲気の窒素の利用について(第 2 報) : ステンレス鋼薄板の場合(昭和 37 年度秋季全国大会講演概要)
- (18) 溶接雰囲気の窒素の利用について(第 1 報) : 低合金耐熱鋼の場合(昭和 37 年度秋季全国大会講演概要)
- 18-8 ステンレス鋼のガス被包金属アーク溶接について
- CO_2-O_2 アーク溶接における全溶着鋼の水素含量について
- ガス被包アーク溶接用送給ガスの乾燥器について
- (44)調質高張力鋼のCO_2-O_2アーク溶接について(昭和36年度秋季学術講演会講演概要)
- (46)CO_2-O_2アーク溶接における全溶着鋼の水素含量について(昭和36年度春季学術講演会講演概要)
- (45)CO_2-O_2アーク溶接用送給ガスの乾燥器について(昭和36年度春季学術講演会講演概要)
- CO_2-O_2アーク溶接における溶接条件について(第2報) : 溶接条件と溶着率
- CO_2-O_2アーク溶接における溶接条件について(第1報) : 溶接条件とアークの状況
- 溶接用諸鋼材の冷却時間と脆性(第 6 報) : 60 および 90kg/(mm)^2 高張力鋼について
- 溶接用鋼材の連続冷却変態図とその応用について (2)
- (27) 18 : 8 ステンレス鋼のガス被包金属アーク溶接について(常温圧接の応用)(昭和 35 年度秋季学術講演会講演概要)
- 溶接用諸鋼材の冷却時間と脆性(第 5 報) : 35∿49kg/(mm)^2 軟鋼および 50kg/(mm)^2 高張力鋼について
- 溶接用鋼材の連続冷却変態図とその応用について (1)
- 溶接用諸鋼材の冷却時間と脆性(第 4 報) : V ノッチ・シヤルピー衝撃試験について
- 諸鋼材の冷却時間と溶接割れ
- Mn-Si 系 2H 鋼の溶接用連続冷却変態図
- (34) CO_2-O_2 アーク熔接における熔接条件について(第 2 報) : 熔接条件と熔着率(昭和 35 年度春季学術講演会講演概要)
- (33) CO_2-O_2 アーク熔接における熔接条件について(第 1 報) : 熔接条件とアークの状況(昭和 35 年度春季学術講演会講演概要)
- 圧力容器用高張力鋼厚板の CO_2-O_2 アーク熔接
- 熔接用諸鋼材の連続冷却変態図(第7報) : 90kg/mm^2低合金鋼について
- 1958 年度における JIW 第 2 分科(アーク熔接)委員会の活動状况
- 熔接用諸鋼材の連続冷却変態図(第 6 報) : 60kg/(mm)^2 高張力鋼について
- 熔接用諸鋼材の連続冷却変態図(第 5 報) : 臨界冷却時間に及ぼす C, Mn および Si の影響
- (54) 圧力容器用高張力鋼厚板のC0_2-0_2アーク熔接の研究(昭和34年度秋季学術講演会講演概要)
- (10) 熔接用諸鋼材の冷却時間と脆性(第6報) : 60および90kg/mm^2高張力鋼について(昭和34年度秋季学術講演会講演概要)
- (9) 熔接用諸鋼材の冷却時間と脆性(第5報) : 35〜49kg/mm^2軟鋼材および50kg/mm^2高張力鋼について(昭和34年度秋季学術講演会講演概要)
- (8) 熔接用諸鋼材の冷却時間と脆性(第4報) : Vノッチシャルビー衝撃試験について(昭和34年度秋季学術講演会講演概要)
- (7) 諸鋼材の冷却時間と熔接割れ(昭和34年度秋季学術講演会講演概要)
- 120 Mn-Si 系 2H 鋼の溶接用連続冷却変態図(低合金鋼ほか, 第 58 回講演大会講演大要)
- 熔接用諸鋼材の連続冷却変態図(第 4 報) : 高張力鋼 Wel-ten 50 について
- 熔接用諸鋼材の連続冷却変態図(第 3 報) : 35,42 および 49kg/(mm)^2 軟鋼材について
- ガス被包金属アーク熔接による鋼材熔接部の気孔生成について(第 1 報) : 窒素の影響
- 昭和 33 年度熔接論文賞授賞者炭酸ガス関口線材アーク熔接法について
- 炭酸ガス・酸素アーク熔接法における環境衛生学的研究
- 炭酸ガス関口線材アーク熔接法について(第 13 報) : 送給ガスの乾燥
- (30) 熔接用諸鋼材の連続冷却変態図(第 7 報) : 90kg/(mm)^2 低合金鋼について(昭和 34 年度春季学術講演会講演概要)
- (29) 熔接用諸鋼材の連続冷却変態図(第 6 報) : 60kg/(mm)^2 高張力鋼について(昭和 34 年度春季学術講演会講演概要)
- (28) 熔接用諸鋼材の連続冷却変態図(第 5 報) : 臨界冷却時間におよぼす C, Mn および Si の影響(昭和 34 年度春季学術講演会講演概要)
- (27) 熔接用諸鋼材の連続冷却変態図(第 4 報) : 高張力鋼 Wel-ten 50 について(昭和 34 年度春季学術講演会講演概要)
- (26) 熔接用諸鋼材の連続冷却変態図(第 3 報) : 35,42,および 49kg/(mm)^2 軟鋼材について(昭和 34 年度春季学術講演会講演概要)
- (24) ガス被包金属アーク熔接による鋼材熔接部の気孔生成について(第 1 報) : 窒素の影響(昭和 34 年度春季学術講演会講演概要)
- 炭酸ガス関口線材アーク熔接法について(第 12 報) : 送給ガスの露点上昇についての実験および考察
- 特殊鋼熔接の基礎的研究(第2報) : 強靱鋼板の靜的彎曲破壊エネルギーに及ぼす電弧熔着ビードの影響について
- 高張力鋼熔接変質部の冷却状況と顕微鏡組織および硬度 (第4報) : 予熱の影響
- 高張力鋼熔接変質部の冷却状況と顕微鏡組織および硬度(第3報) : V型およびT型接手について
- 高張力鋼熔接変質部の冷却状況と顕微鏡組織および硬度(第2報) : 熔接諸条件の影響
- 火花突合熔接せる鋼棒の後熱について(第 2 報) : 低マンガン鋼の場合
- 鋼の窒素含量と低温脆性
- 高張力鋼熔接変質部の冷却状況と顕微鏡組織および硬度(第1報) : 鋼材寸法の影響
- 高張力鋼Wel-ten55の連績冷却變態図と熔接変質部の組織および性質(第3報) : 連続冷却変態図と熔接変質部の組織および性質との関係
- 高張力鋼 Wel-ten 55 の連續冷却変態図と熔接変質部の組織および性質 (第3報) : 連続冷却変態図と熔接本質部の組織および性質との関係 : 昭和32年度春季学術講演会講演概要
- 鋼材熔接部の変質について(第 1 報) : 高張力鋼板の寸法の影響
- (72) 炭素および炭化珪素を主成分とする遮蔽剤によるアーク溶接法(第 3 報) : 本法による鋳鉄の自動アーク溶接の実施例(昭和 39 年度春季全国大会講演概要)
- (71) 炭素および炭化珪素を主成分とする遮蔽剤によるアーク溶接法(第 2 報) : 本法用遮蔽前の組成と溶接部の性質(昭和 39 年度春季全国大会講演概要)
- (70) 炭素および炭化珪素を主成分とする遮蔽剤によるアーク溶接法(第 1 報) : 本法による鋳鉄溶接の原理および特徴(昭和 39 年度春季全国大会講演概要)
- 特殊鋼熔接の基礎的研究(第 5 報) : 不安定大洲田組織を含む鋼を心線とする被覆棒をもつて, 強靭鋼を熔接する場合の熔着鋼の硬度に及ぼす被覆剤中の黄血塩の影響について
- 特殊鋼熔接の基礎的研究(第 1 報) : 構造用特殊鋼の電弧熔接変質部極大硬度に及ぼす鋼種並びに母材厚さ及び熔接棒径の影響について
- 被覆棒置き CO_2-O_2 アーク溶接法 : 略して NOW 法
- 鋼材融接の理論, 提案および応用 : 米国ネバダ大学での講演内容
- 炭酸ガス関口線材アーク熔接法について(第6報) : 炭関アーク熔接法によるビードの形状
- 強靭鋼材の熔接割れについて(第 4 報) : 熔接変質部附近割れに及ぼす局部後熱の影響について
- 高張力鋼熔接変質部の冷却状況と顕微鏡組織および硬度 (第5報) : 後熱の影響
- 高張力鋼Wel-ten55の連續冷却奇態図と熔接受質部の組織および性質(第1報) : 急速加熱穀高温度900℃および1300℃の場合の連続冷却変態図
- 高張力鋼 Wel-ten 55 の連續冷却変態図と熔接変質部の組織および性質 (第1報) : 急速加熱最高温度 900℃ および 1300℃ の場合の連続冷却変態図 : 昭和32年度春季学術講演会講演概要
- 炭酸ガス関口線材アーク熔接法について(第 9 報) : 60kg/(mm)^2 高張力鋼の CO_2-O_2 アーク熔接
- 低水素型被覆アーク熔接棒による鋼材熔接部の気孔発生について(第1報) : 熔接電流,極性および熔接棒の脱酸性元素含量と気孔発生との関孫
- 特殊鋼熔接の基礎的研究(第3報) : 電弧熔着せる強靱鋼板の靜的彎曲破壊エネダギーに及ぼすガス焔局部後熱の影響について
- 脱酸劑を含む鋼用ガス熔接棒の化学組成および熔接諸條件の影響について(第 4 報) : 熔接後熱の影響および結論
- 脱酸劑を含む鋼用ガス熔接棒の化学組成および熔接諸條件の影響について(第 2 報) : 熔接棒径, 火口内径, アセチレンの状況および火焔型式の影響
- 脱酸劑を含む鋼用ガス熔接棒の化学組成及び熔接諸條件の影響について(第 1 報) : 熔接棒の化学組成及び表面状況の影響
- インゴット鉄のシャルピー V- ノッチ試片における変形双晶
- 低炭素 Ni-Mo 熔着鋼のオーステナイト分解
- 潜弧熔接における豫熱と後熱の豫測
- 高温で實用される鑞接々手の設計上の諸性質
- 壓接
- 高抗張力アルミニウム合金熔接用アルミニウム-マグネシウム桿着棒
- 心線中にマンガン及び珪素を特に含有せしめた鋼用熔接棒の研究(第 3 報) : 鋼用電孤熔接棒心線中に含まれたマンガン及び珪素の効果について
- 火花突合熔接せる鋼棒の後熱について(第 3 報) : 低クローム鋼の場合
- 火花突合熔接せる鋼棒の後熱について(第 1 報) : 低炭素鋼の場合