三角関数系を除く完備直交関数系による周波数分析

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概要

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信号の周波数成分の時間的変動を調べる短時間フーリエ変換では、一般に余分の成分が混入する。その原因は、信号の不連続性およびフーリエ変換の基底関数である三角関数が有限区間で直交しないためである。この原因による影響を軽減するために、従来、ウィンドウーを用いている。しかし、根本的な解決は、その原因となるフーリエ変換を用いないことである。本論文では、三角関数系以外の完備直交関数を用いて、この問題の解決を試みる。
1995-09-05

著者

太田諦二
九州工業大学工学部電気工学科

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