電気毛細管光スイッチ

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概要

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光加入者線路網を高機能化するためには、光ファイバ切替機能の付加が必要である。媒体切替スイッチには、波長・偏波無依存、無電力自己保持、高信頼性などが要求される。上記の要求を満たすスイッチとして、以前Bell研のG.Beniらによって提案された電気毛細管スイッチをマトリックス導波路の各交点上に配置したマトリックススイッチの検討を行っている。このスイッチの動作原理は、図1に示してあるような電解液と水銀ミラーを封入した毛細管の両端に電圧をかけると、水銀の表面張力が変化し水銀ミラーが移動することに基づいている。最近佐藤らによって、この動作原理について詳細に検討された。今回この結果に基づいて、徴細毛細管中での水銀ミラー駆動に関する実験と、1×2スイッチの試作・評価を行ったのでその結果について報告する。[figure] 図1.電気毛細管光スイッチの構造
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-09-26

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