頭部への振動が骨導音声に与える影響

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
現代人は多種多様な題音のなかで生活している。たとえば、交通騒音や近隣騒音を始めとする騒音は、文化の発達とともに問題になってきている。騒音の影響としては、一般に会話妨害や電話妨害等を始めとする人間の社会活動に対する影響が顕著であるといわれている。音声伝達妨害は、音声と騒音のエネルギー比という物理的な関係に強く依存しているが、高騒音場でも十分な信号対雑音比を有する音声伝達を実現する一手段として、各種の骨導振動をピックアップする骨導伝送の適用が考えられている。しかし、このときの骨導音声を発声するときに、頭部に与えられる振動の影響については検討がなされていないようである。そこで、本論では、頭部に振動が加わった場合の特徴について実験を基に報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-09-26

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク