可変サンプリング密度動画像符号化方式

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概要

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現在、動画像の高能率符号化に関する研究開発が盛んに行われており、ISOおよびITU-Tによる国際標準方式も規定されている。標準方式をはじめとする主な符号化方式では画素サンプリング密度や動き補償ブロックの大きさは固定である。しかし、本来これらは符号化レートや画像の性質に応じて最適値が異なるものである。また、量子化幅によって符号量を制御する従来方式では、64kbps以下の超低レートでは動きベクトル情報等のサイド情報だけで設定符号量を上回ることがあり、量子化幅が大きくなりすぎたり、フレーム間引が多くなる等の問題が生じていた。そこで、画像の動きの大きさを監視しこれに応じてフレーム毎に画素密度と動き補償ブロックの大きさを可変化する方式を検討したので報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-09-26

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