手話表現における有意部分検出法

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概要

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手話において、主語や述語、あるいは目的語などのような文法的な違いは、空間的な位置関係として表現される。すなわち、意味が表現された位置およぴ動作方向が、文法的な影響を持つことになる。しかし、手話表現においては、表現される手話単語の変化が大きく、また、地域によっても違いがあるため、手話単語認識を完全に行うことは困難である。そこで、手話単語の知識を用いないで有意部分を抽出する手法を検討した。一般に、手話の動作は、意味を表現するための動作と、表現したい位置への手指の移動に分類することができる。意味を表現する直前および直後に、動作が一時的に遅くなることに注目し、有意部分の検出を試みた。
一般社団法人電子情報通信学会の論文
1996-09-18

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