TRMM降雨レーダ観測による月平均降水量推定値と地上観測値の比較
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概要
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宇宙開発事業団が編集公開した熱帯降雨衛星降雨レーダ(PR)観測に基づく月平均降水量データを,太平洋の島々,TAO/TRITONブイ,PIRATAブイ,日本の気象官署やAMeDASなどの地上観測点180箇所の月平均雨量データと比較した。その結果,PRと地上観利点の個々の観測値との相関は0.53で,降水量は対応する地上観測値の約66%の値を示すことが判明した。PR観測値については,定量性に課題が残るものの,海洋上での降水分布や時間変動の研究に利用できると考えられる。
- 日本海洋学会の論文
- 2004-01-05
著者
-
岩坂 直人
東京商船大学
-
岩坂 直人
地球観測フロンティア研究システム:東京商船大学
-
岩坂 直人
東京商船大学:(現)東京海洋大学海洋工学部
-
佐藤 誠
東京商船大学
-
佐藤 誠
東京商船大学:(現)東京大学海洋研究所
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