非破壊補間撮像と反復ブロックマッチング法に基づくイメージセンサ上での低電力動きベクトル検出

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概要

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本稿ではCMOSイメージセンサに演算回路を集積化し、その場で(撮像面で)、動きベクトル検出を行う新しい手法を提案する。CMOSアクティブピクセルセンサにおいて、非破壊読み出しが可能であることに着目し、ビデオ画像フレーム間を高速に、1/16程度の間隔で補間した画像を非破壊読み出しにより撮像する。その補間画像と、過去のビデオ画像間で、反復的にブロックマッチングを繰り返す。これによりビデオ速度の動きベクトル検出の計算量が大幅に削減でき、かつ精度よく動きベクトルを検出できる。これにより、動きベクトル検出LSIの大幅な低電力化がはかれる。またビデオ画像は十分な蓄積時間を行なって読み出せるので高画質の撮像が可能となる。
1998-08-20

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