海外WWWブラウザ対応の日本語データ検索システム : 『現代雑誌九十種の用語用字:全語彙・表記』を例に
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概要
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本研究は日本語で構築されたデータベースを海外に提供しようとするときに必ず直面する文字表記の問題を取り上げた。前半部は, 国立国語研究所の語彙・表記データベースを海外でも簡便かつ迅速に検索できるシステムの概要を解説した。このシステムの意義は, 大規模な文字GIFデータベースを備えた「文字配信サーバ」と, それとは別の場所にある「データベース検索サーバ」をインターネット上で連動させながら, 検索結果の日本語を海外のWWWブラウザに向けて高速配信することに初めて成功した点にある。後半部は, 新聞テキストデータベースを利用した漢字頻度調査の問題点を整理し, 今後日本語データベースを構築する際に留意すべき点を示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-10-05
著者
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