純音のピッチと擬音語表現の関係(音声言語・聴覚認知・対話/一般)

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概要

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音の物理的な特長と擬音語の関係について,最も基本となる純音のピッチと,それを表す擬音語の、関係について調べた.低音(63Hz)中音(500Hz)高音(4000Hz)の純音を聞かせて自由に擬音語を答えさせる実験を行い多種の回答を得た.しかし,先頭の子音や長音部の母音には共通点が見られ,典型的ないくつかの語に集約できることが分かった.また,逆に,その典型的な擬音語にふさわしい音のピッチを選ばせる実験も行い,擬音語に適する周波数範囲を明らかにした.さらに,この結果が日本人固有なのか否か知るために,アメリカで同様の実験を行った.そこには共通点が見られる一方で,子音の種類や数に大きな違いがあることが分かった.
社団法人電子情報通信学会の論文
2003-09-09

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