名古屋市の道路交通騒音 : 直線回帰と数量化理論I類によるレベル予測
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概要
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名古屋市では5年ごとに市内の幹線道路の交通騒音調査を行っている。このデータを用いてL_<eq>やL_<50>に影響する要因の分析と, その正確な予測の方法を検討した。この調査における調査項目は連続量で表されるものと, カテゴリカルなものの両方がある。その両方の種類の要因を扱うため, 通常の回帰分析と林の数量化理論I類を合わせて使用した。騒音レベルは交通量と歩道の幅によってかなりよく説明される。そして, これらの連続量の要因に加えて, カテゴリカルな要因も使用すると, 予測の精度を僅かながら上げることができる。用途地域, 勾配, 制限速度などが騒音レベルに影響している。しかしその程度は前述の連続量の要因に比べると非常に小さいものであった。
- 1999-05-21
著者
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