(4,12)型同心円信号点配置とその受信特性
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概要
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16値振幅位相変調方式において、内円に4、外円に12の信号点を配する(4,12)型同心円信号点配置を提案する。この配置は同期検波において良好な静特性を示す。しかし一方で、振幅に対して差動符号化が適用できないため、振幅検波にMAP推定を用いた多シンボル検波を適用し、フェージング通信路における特性の改善を図る。本論文ではまず(4,12)型配置の振幅成分に包絡線検波、位相成分に同期検波を適用したときの静特性を示し、他の配置方式との比較を行う。次いで多シンボル検波による静特性を確認し、同期検波との劣化量について考察する。さらにフェージング通信路における特性を、計算機シュミレーションにて示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-11-14
著者
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大下 眞二郎
信州大学工学部
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石川 博一
信州大学工学部
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半田 志郎
信州大学大学院工学系研究科電気電子工学専攻
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半田 志郎
信州大学工学部
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町田 正信
信州大学工学部
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森 良輔
信州大学工学部
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半田 志郎
信州大学工学部電気電子工学科
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