ファジィ・ニューロによるコンプレッサーバルブの異常診断
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
コンプレッサーの保全上で最も問題となる部品はバルブであり,特に弁板のサイズが他の部品に比べて極端に小さいから,欠陥による振動信号の変異は非常に微小であってほとんど検出できない。現在実用的な診断技術は存在しない。従って本研究では,この問題を解決するためにコンプレッサーの稼働時の音響信号の解析とファジィ・ニューラルネットワークへの応用により,バルブ弁板の故障を自動的に診断する実用的な方法を提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-10-15
著者
-
豊田 利夫
九州工業大学情報工学部
-
豊田 利夫
日本診断工学研究所
-
河部 佳樹
三菱化学(株) 黒崎事務所
-
陳 鵬
福岡工業短期大学
-
豊田 利夫
九州工業大学 情報工学部
-
宮崎 修治
九州工業大学
-
河部 佳樹
三菱化成黒崎工場
関連論文
- カルバック情報量による機械の異常診断
- 周波数領域のカルバック情報量を用いた回転機械の異常診断(2)
- 3a-2 音響解析による回転機械の遠隔自動診断技術の研究(3) : 音響信号のパワースペクトルの統計的性質と自動診断への応用(第7回信頼性シンポジウム)
- 歯車装置異常時の動特性及び異常診断法に関する研究 : 第2報, 平歯車の摩耗状態の振動特性解明および診断法 : 機械力学,計測,自動制御
- 歯車装置異常時の動特性及び異常診断法に関する研究 : 第1報, 平歯車異常時の振動方程式および偏心状態の動特性
- 多変量情報理論による回転機械の異常診断
- Information Divergenceによる回転機械の異常診断
- 情報理論による回転機械の劣化傾向管理に関する研究
- Dempster & Shafter確率理論と可能性理論による設備状態の傾向管理法
- 対称型カルバック情報量による回転機械の異常診断