工作機械の主成分分析による異常診断
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概要
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切削加工工程の自動化に必要となる加工状態の自動診断方法として, 無次元特徴パラメータの主成分分析による異常診断方法を提案する.本方法は, 工作機械の振動から求めた無次元特徴パラメータによって切削加工状態を定量化し, これらの無次元特徴パラメータの主成分分析から得られる統合化特徴パラメータにより切削加工状態を評価する.さらに, この統合化特徴パラメータに対して, 統計理論に基づいた検定を行なうことにより異常判定基準を設定する.また, 施盤およびフライス盤の実測データを用いて本方法の妥当性を検証する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-10-16
著者
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二保 知也
九州工業大学大学院情報工学研究院
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豊田 利夫
九州工業大学情報工学部
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牛尾 雅樹
福岡県工業技術センター機械電子研究所
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豊田 利夫
日本診断工学研究所
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二保 知也
九州工業大学情報工学部機械システム工学科
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二保 知也
九州工業大学
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村岡 俊夫
九州共立大学工学部機械工学科
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豊田 利夫
九州工業大学 情報工学部
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村岡 俊夫
九州共立大学
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