ポリシラン/フラーレン系の導電性に関する検討
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概要
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ポリシランは、主鎖のシグマ共役性に起因する一次元半導体としての電子・光物性が注目され、導電材料、発光材料、光伝導体や非線形光学材料への応用が期待され、なかでも将来の電子写真感光体等の光電変換材料としてきわめて有望視されている。最近、電子アクセプターとして知られるフラーレンをポリシランにドープするとキャリア生成効率が向上し、高移動度と高生成効率とを兼ね備えた最良のポリマー光導電体が得れることを明らかにした。本研究では、ポリシランの光キャリヤの発生効率をより向上させることを目的として、フラーレンを主鎖に導入した、いわゆるパールネックレス型のポリシランの合成を検討した。
- 1999-04-28
著者
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濱田 吉隆
信越化学工業(株)シリコーン電子材料技術研究所
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柿本 正也
住友電気工業(株)大阪研究所
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赤阪 健
新渇大学大学院自然科学研究科
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Akasaka Takeshi
Course Of Fundamental Studies And Energy Technology Graduate School Of Science And Technology Niigat
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