ポリ(ジシラニレンオリゴチエニレン)の光伝導性と電子写真感光体特性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
主鎖にケイ素とオリゴチオフェンユニットを持つポリ(ジシラニレンオリゴチエニレン)[PDS (Th) m; m=2-6]の光伝導性とフラーレン(C_<60>)のドーピング効果を検討した。これらのポリマーは可視域の光に応答して光伝導性を示し、その光キャリア発生量子効率はC_<60>ドーピングによって大きく向上することがわかった。また、PDS (Th)4のホール移動度は室温で10^<-4>cm^2V^<-1>s^<-1>オーダーとポリ(メチルフェニルシラン)並みであることもわかり、ホールはオリゴチオフェンユニットをホッピングして移動しているものと考えられる。この系を応用した材料の正帯電単層感光体としての特性についても検討した。
- 1999-02-05
著者
関連論文
- ゼオライト膜を用いたバイオエタノールの濃縮脱水プロセスの経済性評価
- ポリシラン/フラーレン系の導電性に関する検討
- ポリ(ジシラニレンオリゴチエニレン)の光伝導性と電子写真感光体特性
- ポリ(ジシラニレンオリゴチエニレン)の光伝導性と電子写真感光体特性
- 主鎖にオリゴチエニレンユニットを持つケイ素系高分子の可視光伝導性
- ケイ素系高分子材料の光伝導性とその電子写真感光体への応用
- ケイ素系高分子で正帯電単層感光体
- 可視光伝導性を持つケイ素系高分子材料の研究開発
- ゼオライト膜を用いたバイオエタノールの濃縮脱水プロセスの経済性評価