指示棒と音声を用いるコミュニケーション環境CoSMoSの設計(音声と統合処理)
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概要
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指示棒と音声が使えるマルチモーダルヒューマンインターフェイス環境CoSMoSの音声処理部の検討を行なった.情報環境CoSMoSのシステムでは、指示棒の動きはTVカメラからの画像情報により抽出され、音声情報はLPCケプストラムに変換されHMMにより認識される。本稿では、このシステムの音声処理部と(音声と画像情報の)統合処理部の構成法について検討を行なう。指示棒では位置情報を、音声では操作命令を指定しやすいことを考慮して、CoSMoSシステムの命令操作体系を組み立てた。また、指示棒を補完的に用いることにより、不要語や雑音による音声判別の煩わしさを軽減できる可能性があること、さらに意味的に同じことを表す指示棒の動作を音声に付加することにより、操作命令語の認識率の向上が望めることなどを考察した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-12-16
著者
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大橋 健
九州工業大学
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松永 敦
九州工業大学情報工学部
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江島 俊朗
九州工業大学情報工学部
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山之内 毅
九州工業大学情報工学部
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江島 俊朗
九州工業大学大学院情報工学研究院知能情報工学研究系
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江島 俊朗
九州工業大学大学院情報工学研究院 知能情報工学研究系
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江島 俊朗
九州工業大学
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