全くの未知画素を用いない縮小写像に基づいたデジタル画像の可逆表現について
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概要
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整数階調値の画素から構成される画像の,縮小写像を用いた可逆表現の中で,縮小写像のドメインとして,階調値が全く未知である画素を用いない場合を扱っている.階調値が全く未知である画素を用いないため,復号される値を符号化側で容易に知ることができ,符号化に役立てている.また,復号化側でも直ちに復号すべき階調値が分かり,高速の復号化が可能である.この方法は,従来の非可逆や可逆なフラクタル表現の手法に容易に適用できる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-03-11
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