フォーカスされた中国語単語の強勢パターンに関する研究
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概要
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本論文では、中国語朗読音声を用いてフォーカスされた単語の強勢パターンを決める要因を調べた。まず、中国中央テレビから録音したニュース音声中のフォーカスされたと感じられる単語の強勢パターン(強弱、弱強、強強)と単語の意味構造を、2名の母語話者の手によりラベリングした。単語の意味構造とは、単語を構成する各文字の意味に関する相対的な重要度を示すものである。次に、単語の意味構造、文内の位置および声調の組み合わせと単語の強勢パターンとの関係について統計的に検討を行った。分析の結果、(1)意味的に重要な音節の方に強勢が生じる。(2)両音節とも同程度に重要ならば、声調情報と文末情報が強勢位題を決める為の重要な要素であることが分かった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-05-18
著者
-
粕谷 英樹
宇都宮大学 工学部 電気電子工学科
-
森 大毅
宇都宮大学工学部
-
顧 政来
宇都宮大・工
-
顧 政来
宇都宮大学大学院情報工学研究科
-
森 大毅
宇都宮大学大学院工学研究科
-
粕谷 英樹
宇都宮大学
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