縦続1次系に基づいた調音運動表現と運動特徴についての検討
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概要
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調音運動の時間構造の把握は, 音声の時間制御の特性を理解するうえで重要である。その把握のためには, 運動を良好に表現できるモデルを見出し, 音韻環境, 発話速度, 韻律等の変化に対するモデルの振る舞いを調べることが有効と考えられる。著者らは, 調音運動表現に適用するモデルとして縦続1次系が有効であることをすでに提案した。本稿では, 発話タイミングのより正確な抽出を目的として, 運動の主要方向を考慮したモデル化について検討を行った。また, 発話速度を変えた場合の調音データにモデルを適用し, モデルを記述するパラメータの評価を通して, 運動の時間的な特徴について検討した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-05-21
著者
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