監視画像における対象物と影の分離 : カラー情報の利用
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概要
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本稿では,監視画像における対象物(ヒト)に付随する「影」の処理について検討する.画像処理によって運動物体を検出すると,対象物とその影との領域が一つの運動物体として抽出される場合が多い.対象物の影は,運動物体の形状推定やその追跡等の解析を行う際に誤認識の要因となるため,対象物からその影の分離を行う必要がある.影を含んだ運動物体の検出領域に対して影のカラー特性を考慮することで,その検出領域から影の領域を分離する方法について考察する.また,本方法の有効性を対象物の形状推定により評価する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-06-17
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