音声対話理解のための話題の決定について
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概要
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目的指向の音声対話において次発話を予測するためには、話題遷移や発話対などの対話の構造をうまく利用することが必要となる。このような観点から発話に現れる語を基に抽象的な概念である話題を決定する手法について考察した。発話に現れる単語カテゴリの話題毎の出現頻度を模擬対話データから求め、それに基づいて話題を決定した。21個の話題候補に対する正解話題の順位は、文節ラティス及び正解発話を入力とした場合にそれぞれ、3.7,2.6で、話題の遷移モデルを用いることによって、3.0,2.1に改善された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-01-21
著者
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